特殊弦楽器「空琴」





1.【顧客ターゲット】
①、感性豊かな女性層
「癒し」や「丁寧な暮らし」を大切にする女性層に強く響きます。
優しく直感的な演奏性と、木の温もりを感じる造形美が共感を生み、SNSでも反応が顕著です。
②、クラフト・工芸・アート好きの層
空琴は木工や工芸、アートを愛する層にとって“作品”そのもの。素材や構造、手しごとの美しさが際 立ち、暮らしに飾る・触れる・奏でる喜びを提供します。
③、楽器経験のあるリタイア世代
かつて楽器に触れていたシニア層にとって、再挑戦しやすい楽器です。
簡単に美しい音が出せる点が“心の健康”や“生きがい”として高く評価され、癒し・趣味の両面で訴求できます。
④、音楽療法・教育・福祉関係者
純正律をも直感的に演奏できる構造で、音楽療法や教育の現場に最適です。
障がい・高齢・幼児教育の現場でも導入しやすく、「音を使ったケアや支援」としても訴求可能です
2.【コンセプト】 「 好奇心 」×「 商品 」
(実用新案 3237518)
詳細⇒ウクレレ用のチューニング方法を取り入れた竪琴。
3.【強み】「親子で共同開発」
息子が運営する「弦楽器工房イマノネ 」で設計、製造を行い、私がモノ作りにおける部材調達から販売管理までを実行しており 開発から7年の歳月を経て完成した弦楽器。空琴の現行モデルに至るまでには、複数のモデルと弦構成の試作を経ています。最初の設計は四角い箱に弦を張っただけの簡単なハープでした。その後、何度も設計と製作を繰り返し、メジャースケール2オクターブの18弦、ペンタトニックスケール2オクターブの12弦と、異なる構成の空琴を製作しました。それぞれに特徴と長所がありましたが、演奏性や自由度の面で改良の余地がありました。最終的に採用したのが、低音ペンタ+高音メジャーという構成の13弦。音の広がりと表現力、自由な調律と演奏性のバランスを備えた構成です。構想7年5台の試作を経て、思い描いていた理想の撥弦楽器が完成しました。
「弦楽器工房イマノネ 」インスタグラム